トリビアの泉@営業
港区●青山●丁目●●-●
という住所が複数存在するなんて・・・・。
というか、その辺り一帯の建物が同じ
新人の郵便屋さんとかは困るだろうな。。。
営業って大変?
ラテン系?!
今日の嬉しかった事。
仕事で泣いたことありますか?(5)
ふぇ~ん、またしても更新が1日空いてしまいました。
こんな、ダメダメブロガーをお許しください。。。
<前回のつづき・・・>
時が流れるのは早いもので、ついにお店のオープンを迎えることとなりました!!
プロジェクトが始まってから半年が過ぎていました。
他の店舗からもヘルプを出してもらい、オープン当初のメンバーは早番・遅番合わせて60人位はいたと思います。お店の中は、お客様はもちろん、ヘルプで来てもらっている他店のスタッフや本社から来ている人達など、とにかく人がたくさんいて、とても活気がありました。特に問題は無かったものの、バタバタと慌しく、時間はあっと言う間に過ぎていきました。
そして閉店時間。。
「ありがとうございました!」
カウンターで出玉を景品と交換をして帰るお客様を、私達は、カウンターから出口までの通路の両側に並んで送り出していました。
終わったぁ!!!!
最後のお客様を送り出した後、誰からともなく歓声が上がっていました。すると、どこからか
「店長!」
と出口にいた私を呼ぶ声がします。見ると、スタッフが並んでいる列の一番端で鬼のエリアマネージャーのTさんが、笑いながら手招きをしていました。
「店長、こっち、こっち。ほらっ、みんな拍手して!」
私は、びっくりするやら恥ずかしいやらで、ちょっとうつむきながら、拍手をしているスタッフの列の間を歩いてTさんの所まで行きました。それはまるで、花道を歩いているかのようでした。
「ハイッ!店長、一言!」
とTさん。私が顔を上げると、みんなこちらを注目していました。みんな、笑顔です。中には泣いているスタッフもいましたが。。みんなの顔を見ているうちに、私は今まで頑張ってくれたスタッフに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
みんな、ほんとうに、ありがとう!
ほんとうに、ほんとうに、ありがとう!!
こんなダメダメ店長に協力してくれて!!!
そして、今まで協力してくれた全ての人達に感謝しました。もちろん、このニクい演出をしてくれたTさんにも。いつもは「鬼っ!」と思っていましたが、この時ばかりは、いい人に思いました。
ううっ。。
や、やばいっ。。
な、涙が。。
みんなの前では、泣かないと決めたのにぃ~!!
ビエェーン!!!!!!。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。
とうとう、堪えきれずに部下の前で涙を見せてしまいました。。
でも、今までさんざん流してきた悲しい涙や悔しい涙ではありません。
嬉しい涙。みんなの協力に感謝して、感激して流れる涙です。
辛い涙の先には、嬉しい涙があったんだなぁ。。。
まあ、そうは言っても、お店はやっとオープンしたばかり。
まだまだ忙しくて、睡眠不足で、Tさんからの激が飛びまくる日々はしばらく続くのでしたが。。。
あるとき、本社から来た人が言いました。
「どうしてこの店はみんな、呼んだだけで「すみませ~ん!」って謝りながら、ぴゅーーーっと飛んでくるんだ?何の話もしてないのに。ったく、どいつもこいつも。。。」
すみません。。。
私の影響です。。。
こうして、私のダメダメ店長っぷりもまだまだ続くのでした。。。
<おわり♪>
長文になりましたが、私の昔話にお付き合い頂きましてありがとうございました。
私が今まで仕事で嬉し涙を流したのはこの時の1度だけですけれど、私は思うのです。仕事での嬉しい涙っていうのは、いろんな人が係わって、協力し合って、助け合って、辛い事を乗り越えて何かを成し遂げたり達成した時にこそ流れるんだなぁと。。
今は一人で仕事をしている私ですが、この感動を今でも忘れていません!
一人だからこそ、いろんな人の協力や、助けがあって生かされている、という事を痛感するからです。どこにいても、何をしていても、人との関わりを大切に、またいつかこんな涙を流したいと思っています。
仕事で泣いたことありますか?(4)
「実は・・・」
話出そうとした瞬間に涙が「じわっ」と溢れてきました。我慢して、また話し出そうとすると、言葉と一緒に涙が出てくるのです。仕方がないので、出てくる涙は放っておいて、話を続けることにしました。
今の仕事は私の能力で頑張っても無理だと思う事。
そんな私がこれ以上店長でやっていても、会社にも迷惑がかかるし、
何よりも、スタッフが可哀想だと思う事。
だから、会社のためにもスタッフのためにも、私は店長を降りた方が良いと思う事。
今まで誰にも言った事がなかった私の胸の内をOさんにぶちまけました。(普通、大人が会社の中でこんなに泣くか??というくらい泣きながら。。。)
黙って話を聞いていたOさんは、言いました。
「よし!そこまでみんなの事を考えている人間をオレは放って
おけない!オレが出来る事る限り助けるから!!
大丈夫だから、ガンバレ!!」
今思えば、Oさんも立場上、そう言うしか仕方がなかったのかも知れません。でも、その時の私は、その言葉を素直に受け取り、とても嬉しく思いました。そして、また明日から頑張る約束をOさんにしたのでした。
不思議なものです。
その翌日からも、相変わらず仕事に追われ、鬼のエリアマネージャーのTさんからの激は飛びまくり、睡眠不足、という状況には何ら変りがないのですが、なぜか私の気持ちはすっきりとしていました。今まで、誰にも言えずに心に溜めていた事を誰かに聞いてもらえたからかも知れません。
一時は挫折しそうになったこんな私の下で、スタッフはよく働いてくれました。
ある時、こんな事がありました。
この子達のためにも、頑張らなければ!!
仕事で泣いたことありますか?(3)
この言葉を聞いた時、私は改めて自分の責任の重さに身が引き締まる思いがしました。正直言って、それまでの私は突然やってきた自分の実力以上の仕事、会社の期待に応えるために、自分をどうやって見せるかという事に一生懸命で、下の子達の事など考える余裕がありませんでした。でも、私には会社に対してだけではなく、一緒に働くスタッフに対しても責任があるのです。みんなの為にも、しっかりしなきゃ。。こうして、私は、部下の前では、どんなに辛くても絶対泣かない、弱音をはかない、という事を心に誓ったのでした。
こうして、時には店に泊まりながら仕事をしていたわけですが、仕事は山のようにありました。目を通さなければいけない書類や、上から却下されて戻ってきた書類やらが容赦なくたまっていきます。忙しさと共に段々、緊張感・プレッシャーも増してきました。まだまだやる事は一杯だし、内装についても、後から後から、修正箇所が出てきます。オープンは一日足りとも、遅らせることはできません。例えば、1日の売上げが3千万円だったとして、1日オープンが遅れれば、本来3千万売り上げるはずの機会を失ってしまうのですから。。。
忙しいだけならいいのです。私は、頻繁に店にやってくる鬼のエリアマネージャーTさんから、毎日毎日ボロクソに怒鳴りまくられていました。それはもう、全人格を否定されるかくらいに。
そ、そこまで言わなくてもいいだろう!
それでも、アンタ人間かよ!!
くそっ!!
と心の中で反抗してはみるのですが、やっぱり元をたどれば全て私の知識・経験の無さ、判断の甘さ、要領の悪さ、などからくる能力の無さが原因です。(Tさんの機嫌が原因の時も多いけど)
私は人より能力はないけれど、人より努力することはできる人間だと思っていました。そして、頑張りさえすれば大体の事はどうにかなると思っていました。ところが、睡眠時間を2日で3時間くらいにして頑張っているのに、どうにもならないのです。頑張っても頑張ってもだめなのです。あまりの睡眠不足で、頭もほとんど働くなっていました。精神的にも肉体的にも疲れ果ているところへ、また怒鳴られ、自信を無くしては、また怒鳴られるを繰り返していました。そのうち、怒られても反発する気力もなくそ、ほとんど、サンドバック状態になってきました。何かあると、自分の無能さがただただ悲しくて、情けなくて、悔しくてロッカーやトイレで隠れて泣いていたものです。たまに自宅に帰れた時でも、「私は世界一ダメ人間だ~」と思って泣きながら寝ることがほとんどでした。けれども、次の日お店に行けば、スタッフの前ではちゃんととしていなければなりません。弱音は吐けないのです。
そんな中、あるとき思いました。
こんな無能な私が店長をするのならみんなの迷惑になるんじゃないか。
他の誰かにやってもらった方が。。。
私の下には優秀なメンバーもいました。でも、今の私のような状況に置くにはあまりにも可哀想です。かと言って、他の経験のある男性が店長になるとしたら、もともとのこの店のコンセプトが根底から崩れてしまいます。
もう行くも戻るもできません。でも、どちらにしてもみんなの迷惑になる事にはかわりがないと思いました。
そして、ある日私は決心し、相談役のOさんに言ったのです。
「ちょっと、お話があるのですが。。。」
<つづく♪>
仕事で泣いたことありますか?(2)
ちょっと待って!
ハイ。ごもっとも。でも・・・・