柔軟思考のお店。 | 表参道ではたらく『営業女』

柔軟思考のお店。

昨日は、やっと美容院に行けました~。




私みたいに、仕事が遅い時間にシフトしてると

平日行くのはまずムリじゃないですかぁ?



で、行くのは必然的に休みの日になるわけですが、

休日は休日でいろいろやることがあるわけで・・・

遅くまで寝ていたり・・・・ ←早く起きろっちゅーの(笑)。

家で掃除・洗濯・買い物とか・・・

会社行ったり・・・


手が空くのは、夜だったりするんですよね~。


でも、土日は早い時間に閉店する美容院が多い。。


遅い時間までやっている美容院ってないの~?


って思ってたら・・・・





ありました!!







24時までやっている美容院が。

(夜型の私向き?!)







早速、電話し、予約の時間に行ってみる。。




そのお店は、繁華街から少し外れた路地裏

ビルの地下1Fという分かり難~い所にありました(笑)。



(だ、大丈夫なのか??)




恐る恐る入ってみると・・・・





おぉ!!


 

思わず、「ココ、美容室ですよね??」と聞いてしまいそうな

その内装は、夜のBarをイメージさせる(美容室としては)

マニアックな造りで、かなり私好み♪



 

数年前に独立されたオーナーさんがされているんですが、

聞いた話が面白かった。



遅い時間の営業を始めたのは、やっぱり、私のように遅い時間

じゃないとなかなか来られない人も多いんじゃないかって思った

んだって。


土日を有効に使うために、平日、仕事帰りに美容院

に行っておきたい人もいるだろうし、

(24時までだったら、気兼ねなく行けますよね~)


土日の日中に用事をすませて、時間が空いた夜

に行きたい人もいるだろうということで。。



最近でこそ、比較的遅い時間まで営業するような美容室

も多くなりましたが、ここが面白いのは、単に営業時間を

延ばすのではなく、営業開始時間を遅くして、夜メインの

営業にしているところ。(もっとも、ほとんどオーナーさん

一人でやっているので、時間を絞らないと身がもたない

っていうこともあるのでしょうが・・・)



だから、夜っぽい内装なのか~、納得。



そのコンセプトの通り、どうも遅い時間から混んでくるみたい。

私が行った夕方頃は、しばらく誰もきませんでしたが、遅い時間に

なるほど、次から次へとお客さんが・・



ふむふむ、時間に特化するっていうのも面白いビジネスモデルですよね~^^。



今の時代、

コンビニ、スーパー、銀行も24時間やっているところがあるし、

ネットでいつでもモノが買えちゃう便利な時代。

でも、まだまだニーズが満たされていない業界ってありそう。

24時間とまでいかないまでも、営業時間を絞っただけでも

他との差別化になる可能性もありますね。

新規参入の場合は、ねらい目かもしれませんね~(^^






それと、もうひとつ、聞いてみたいことがありました。


どうしてこんなに分かり難い場所にあるのかって事。


まあ、駅前の一等地などはコスト的なものもあるので

しょうが、こうした客商売って、分かりやすい所に

あるのが普通じゃないですか?

 

ましてや、美容室って言えば、駅前か、表通り沿いの

1階とか2階、もしくは上の方にあって、外から美容室

だというのが分かるような所にあるのが、私の常識

だったんですけど?

 

なぜに、路地裏?  そして、なぜに地下なのか?



オーナーさんの答え。



「今って、初めての美容室へ飛び込みで行くことって

ほとんどないじゃないですか。ほとんど、雑誌とか

フリーペーパーとかを見てくるわけで。

だったら、ちょっと位分かり難いところでもいいかなー

って思ったんですよ。」



なるほどー。

確かに、私も飛び込みでは美容室へは行かないもんね。

雑誌や、フリーペーバーでお店のこだわりとか得意分野、

特徴とかを研究してから行きますもの。

それに、このお店の場合、分かりにくいところが、

逆に隠れ家的で、(いい意味で)怪しい感じ?をかもし出して

おります^^。




「そう考えたら、地下っていいんですよ。

美容室って、水を使うじゃないですか。

その点、地下は水周りの工事がしやすいんですよ。

だから、地下は(水を使う)飲食店が多いでしょ?(ニコリ)」



へー、そうなんだ。

確かに地下は窓がないのが難点だけれど、2階、3階

にお店があっても、きれいな景色が見えるわけじゃないしねー。

だったら、このお店のように地下に合った夜っぽい内装にしちゃえば、

いいんだね。営業は夜が中心なんだし。

営業時間と内装の整合性がとれてるし、工事もやりやすくて、一石三鳥。



多少、想像はしておりましたが、この質問、オーナーさんの

ツボにはまったらしく、嬉しそうに店舗選びの話を語ってくれました。



それにしても、このオーナーさんの柔軟な考え方は、

勉強になりましたー。

発想の転換って大切ですね~。



帰りに名刺代わりにミニボトルをもらって満足!

(最後まで、気が利いてる~♪)



また、来よーっと。




ん?そのお店どこにあるのかって?


えーっと、お店は・・・・・秘密!(笑)。