「勝ち易き」でいってみる。
こんにちは。今日は久しぶりに(?)営業の話をひとつ。。
近頃、「飛込み営業」ってあんまり聞きませんよね?
業界によっては「飛込み営業」が当たり前の業界もありますが、
一般的には、「飛込み営業」って言うと、
「効率悪~」
「遅れてる~」
「ダサ~」
となるわけです。
ですが、昔は、当たり前のように営業マンは飛び込み営業をしていたわけです。
そんな、飛込み営業世代のAさん。
とある会社に転職しました。他業界への転職です。
「営業は飛込みだ!」と言うAさん。
周囲の人からは、
「今どき、飛込み営業ですか??
Aさんは、この業界をよく知らないからそんな事言うんですよ~
飛込み営業なんて効率悪いことしている会社はこの業界にはありませんよ?!」
と笑い飛ばされたそうです。
一応大人のAさんは、その場は引き下がったものの、
次の日から、せっせと飛込み営業を始めます。
すると・・・・
とれるわ、とれるわ、注文が。。
ほとんど飛込み営業マンが来ない業界のせいか、すんなりキーマンに会わせてもらえる。キーマンに会うことさえできれば、あとは当然、Face to Face で話した方が、電話で話すより断然説得力が増すわけです。(とはいえ、ある程度の営業力は必須)
今では、「営業は飛込みだ!」というのがその会社の常識になっているそうです。
チャンチャン。
って、この話で何が言いたかっったかって言うと、別に飛込み営業をせーい!ってことではなくて、常識(と思われてきた事)を疑ってみるのは大切だということです。あなたが当たり前と思っていることに、ちゃんとした根拠はあるのでしょうか?実際にやってみて検証してみましたか?
営業に限らず、多くは(頭で考えた)「やり易き」に走りがちです。
誰でも、楽してやりたいですからね~。
でも、誰もが頭で考えて思いつく、やり易い事、常識とされている事は、当然、みんなもやっているわけで、それだけ競合も多いのです。まあ、その競争に勝てるだけのモノがあれば良いのですけれど。。。
遠回りなようでも「やり易き」ではなく、「勝ち易き」でいくべきでしょうねぇ。